母子家庭の方が活用しやすい資格

母子家庭の方が家計を支えていくのは簡単ではありません。
収入面を考えるならもちろん正社員のほうが給料も高く、安定しています。
しかし、子供がまだ小さい場合は、子供のことで休むことが多い、残業を任せられないなどの理由でなかなか子育てと仕事の両立が難しく、比較的融通の利くパートやアルバイトで生計を立てている家庭は少なくありません。

 

なかなか両立が難しいとはいえ、母子家庭でも正社員として働いている方は当然います。
その約半数が資格を保有しています(厚生労働省の平成23年度全国母子世帯等調査結果報告参照)。
ただ、全員が保有している資格を生かした職業についているわけではありません。

保有している資格を生かした職業に就いている人は約60%。
具体的には、作業療法士、准看護師、介護福祉士、看護師などで、これらの資格を保有している方の80%以上が資格を活かして仕事をしているようです。

 

とはいえ、資格を取得するのも容易ではありません。
特に母子家庭では時間や費用の面で厳しいのが実情だと思います。

しかし、資格取得を目指す母子家庭の方を支援する仕組みが全くないわけではありません。
具体的には、自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金等事業(高等職業訓練促進給付金/高等職業訓練修了支援給付金)などがあります。

自立支援教育訓練給付金は、母子家庭の方が自立のための就職をする上で、能力開発や資格取得を支援する給付金です。
ただし、雇用保険法による教育訓練給付金の受給資格がないことが条件です。

高等職業訓練促進給付金等事業は、母子家庭の方が就職に結びつきやすい資格を取得するために、2年以上養成機関で就業する際に、給付金を支給する事業です。
就職に結びつきやすい資格として、看護師、介護福祉士、保育士、歯科衛生士、理学療法士等などがあります。

 

もちろん、今は資格がなくてもインターネットなどを利用して自宅でできる仕事も数多くあります。
ただ、将来長期的に安定して働きたいと考えていて、このような支援制度を利用することで資格取得ができる場合は、資格を取得して専門職として就職する道を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

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